
写真:663highland, Wikimedia Commons(CC BY 2.5)
御嶽山 登山ガイド|剣ヶ峰への規制緩和は2026年10月14日正午まで・噴火警戒レベル1・おんたけロープウェイと公式グレーディング
御嶽山(剣ヶ峰3,067m)の最新情報。噴火警戒レベルは1。黒沢口・王滝口の剣ヶ峰への規制緩和は2026年10月14日正午まで。おんたけロープウェイ(4/25〜11/8・往復2,600円)、長野県グレーディング(体力度3・技術度B・ロープウェイ山頂駅発着4時間30分)、登山計画書の提出を整理します。
目次
この記事は2026年10月10日時点で、気象庁、木曽町、王滝村、おんたけロープウェイ、長野県の公式情報をもとに更新しています。黒沢口・王滝口から剣ヶ峰までの規制緩和は、2026年10月14日(水)正午までです。 旧版に載っていた区間ごとのコースタイム、駐車場・ロープウェイの情報などは、公式情報と合わない点を訂正し、確認できなかった内容は削除しました。
はじめに
御嶽山は、長野県と岐阜県にまたがる標高3,067m(剣ヶ峰)の日本百名山で、古くから信仰の山として知られます。2014年9月27日の噴火では多くの登山者が犠牲になり、現在も活火山として常時観測されています。
気象庁の火山活動の状況では、噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)です(2025年5月20日にレベル2から引き下げ)。一方で、「地獄谷火口内では突発的な火山灰等の噴出に注意が必要」で、「地元自治体等が行う立入規制に従い、ヘルメットを持参するなどの安全対策をしてください」と案内されています。

2026年の登山期間と必須事項

剣ヶ峰まで登れる期間
- 黒沢口:黒沢十字路から剣ヶ峰頂上までの登山道で、2026年7月1日(水)午前8時〜10月14日(水)正午まで規制緩和(木曽町)
- 王滝口:2026年7月10日(金)午前9時〜10月14日(水)正午まで、田の原駐車場〜王滝頂上〜剣ヶ峰、王滝頂上〜二の池トラバース〜黒沢十字路が通行可能(王滝村)
- 登山道や気象の状況で予定が変わることがあるため、直近の情報を確認してください
- 王滝村は、9合目から奥の院方面、王滝頂上から奥の院方面、お鉢めぐり登山道は今年度も入山規制としています
- 木曽町は、八合目女人堂〜三ノ池ルートは天候や登山道の状況で通行不可となる場合があると案内しています
出典:木曽町 御嶽山立ち入り規制の情報、王滝村 御嶽山に関する情報
登山計画書(登山届)
長野県登山安全条例により、御嶽山の指定登山道(開田登山口、黒沢登山口、王滝登山口など)を通行する場合は、登山計画書の提出が必要です。Web(コンパス、ながの電子申請、YAMAPアプリ)や登山ポストで提出できます。
噴火警戒レベル
出発前日の夜と当日の朝に、気象庁の御嶽山の火山活動の状況を確認してください(旧版にあったURLは変更されていたため訂正しました)。長野県も、御嶽山を火山の山として確認を呼びかけています。
公式グレーディング
長野県「信州 山のグレーディング」(2026年4月更新)では、御嶽山は次のとおりです。
| ルート | 体力度 | 技術度 | コースタイム | 距離 | 累計登り |
|---|---|---|---|---|---|
| 飯森高原駅(ロープウェイ山頂駅)発着 | 3 | B | 4時間30分 | 7.7km | 約0.95km |
| 田の原発着 | 3 | B | 5時間 | 7.2km | 約0.93km |
体力度3は日帰りが可能な目安です。表の値は一覧表の数値(4.5時間・5.0時間)を時間・分に直しています。休憩時間は含まれません。

おんたけロープウェイ(黒沢口)
おんたけロープウェイの公式サイトによると、鹿ノ瀬駅(五合目・標高1,570m)から飯森高原駅(七合目・標高2,150m)まで、全長2,330m、標高差580mを片道約15分で結びます。ゴンドラは循環運行のため時刻表はありません。
- 2026年の営業期間:4月25日(土)〜11月8日(日)の予定(状況により変更あり)
- 料金:往復 おとな2,600円・こども1,300円、片道 おとな1,400円・こども700円
- 雷・風・雨などで運休することがあり、再開まで数時間かかる場合があります
- 公式ブログによると、10月8日時点で七合目付近まで紅葉が進んでいます
- 運行時間は季節で変わるため、当日の公式案内を確認してください(4月25日は8:30運行開始)

出典:おんたけロープウェイ 営業案内・料金、おんたけロープウェイについて(旧版の公式URLは変更されていたため訂正しました)
アクセス
車
- ロープウェイ公式の案内では、駐車料金は無料、収容台数は700台(山麓駅前の第1駐車場が満車の場合は第2〜第4駐車場)
- 県道20号の木曽町三岳羽入の交差点から、カーナビを無視して高山・開田方面へ進み、ホテル木曽温泉 黄金の湯前から「町道・御岳ブルーライン(無料道路)」を約8km上るルートが案内されています
- 旧版にあった「おんたけスキー場駐車場」「大阪から約3時間」などの所要時間は、公式で確認できませんでした
バス
JR木曽福島駅とおんたけロープウェイを結ぶバスがあります(おんたけ交通・0264-22-2444)。片道おとな1,500円、2日間有効のフリーパスは2,500円です(木曽福島駅前出札所のみで販売。バス運行日・ロープウェイ営業日を確認)。
服装・持ち物
- 標高3,000m級の登山装備。レインウェア、防寒着、手袋、帽子、登山靴
- ヘルメット(気象庁・王滝村が持参・着用を呼びかけ)
- 水、行動食、ヘッドランプ、地図アプリ、モバイルバッテリー、救急セット
- 登山計画書の控え、保険(楽天超かんたん保険のアウトドアプランは火山の噴火が補償外のため、約款を必ず確認)
詳しい重ね着は登山の服装(レイヤリング)完全ガイドも参照してください。
注意点
- 規制緩和の期限(10月14日正午)の前後で登れる範囲が変わる。出発日の最新情報を木曽町・王滝村で確認する
- 噴火警戒レベル1でも、地獄谷火口内では突発的な噴出がありうる。立入規制を守る
- 降雪・残雪・凍結の時期は、規制が予告なく変更されることがある
- ロープウェイは天候で運休・再開が遅れる。下りの最終に間に合うよう早めに折り返す
- 登山計画書を提出する
まとめ
- 噴火警戒レベルは1。ただし突発的な噴出に注意し、ヘルメットを持参
- 剣ヶ峰への規制緩和は黒沢口・王滝口とも2026年10月14日正午まで
- 公式グレードは体力度3・技術度B。ロープウェイ山頂駅発着で4時間30分・7.7km
- ロープウェイは11月8日まで(往復2,600円)、駐車場は無料・700台
- 区間ごとのコースタイム、山頂の山荘・トイレの設備、温泉などは今回確認できていません
出発前に見ておきたい公式情報
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写真・図の出典:Wikimedia Commons(各キャプション参照)、図は山日記が作成。
最終更新: 2026年10月13日 07:04
執筆・確認
山日記編集部
実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。