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関東から日帰りできる百名山まとめ【全22座・難易度・アクセス付き】

写真:RESPITE, Wikimedia Commons(Public domain)

関東から日帰りできる百名山まとめ【全22座・難易度・アクセス付き】

東京・関東から日帰りで挑戦できる日本百名山を完全まとめ。筑波山・谷川岳・雲取山・丹沢山など全22座を難易度・アクセス・最寄り交通付きで一覧にしたほか、那須岳・日光白根山・至仏山など夏に涼しく歩ける10座と、夏山で守りたい注意点も紹介します。

目次

  1. 関東から日帰りできる百名山とは
  2. 関東日帰り百名山の特徴
  3. 難易度の目安
  4. アクセス方法の凡例
  5. 関東から日帰りできる百名山 一覧
  6. 注意事項
  7. 草津白根山(本白根山)について
  8. 浅間山について
  9. 燧ヶ岳・至仏山(尾瀬エリア)について
  10. 初心者におすすめの関東百名山ベスト3
  11. 1位:筑波山(877m)★☆☆☆☆
  12. 2位:赤城山(1,828m)★☆☆☆☆
  13. 3位:大菩薩嶺(2,057m)★★☆☆☆
  14. 体力に自信がある方へ:日帰り難関ルート
  15. 谷川岳(1,977m)★★★☆☆
  16. 雲取山(2,017m)★★★☆☆
  17. 燧ヶ岳(2,356m)★★★☆☆
  18. 夏のおすすめ:涼しく歩ける日帰り百名山10選
  19. 初めての夏の百名山:那須岳・霧ヶ峰・赤城山
  20. 涼しさと絶景重視:日光白根山・至仏山・谷川岳
  21. しっかり歩きたい:男体山・武尊山
  22. 長時間行動の挑戦:燧ヶ岳・雲取山
  23. 夏の日帰り百名山で必ず守りたい4つのこと
  24. 1. 午後の雷雨を避けるため早く出発する
  25. 2. 水と塩分を多めに持つ
  26. 3. 防寒着とレインウェアを省かない
  27. 4. 運行時刻と最終便を前日に確認する
  28. まとめ
  29. 関連記事

関東から日帰りできる百名山とは

日本百名山の中には、東京・関東エリアから日帰りで挑戦できる山が22座あります。

「百名山をいつか登りたいけど、遠くて休みが取れない」——そんな方でも、関東近郊の百名山なら土日の1日で十分楽しめます。筑波山のように電車とバスで行ける入門向けの山から、谷川岳・燧ヶ岳のような本格的な山まで、難易度もエリアもさまざまです。

この記事では、関東から日帰りできる百名山22座を難易度・アクセス・最寄り交通とともにまとめました。後半では、夏に涼しく歩ける百名山の選び方と注意点も紹介します。

関東日帰り百名山の特徴

  • 対象エリア:茨城・栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川・山梨・新潟(一部)
  • 座数:22座
  • 標高帯:877m(筑波山)〜2,599m(金峰山)
  • アクセス:電車+バスで行ける山から、マイカー推奨の山までさまざま
  • 日帰り想定時間:東京駅から登山口まで片道1〜3時間程度

難易度の目安

難易度 目安
★☆☆☆☆ 初心者向け。ロープウェイ・バス活用も可。標高差が小さい
★★☆☆☆ 初級〜中級。日帰り可能。体力があれば特別な技術は不要
★★★☆☆ 中級。体力・装備・地図読みが必要。早出・行動計画が重要
★★★★☆ 上級。長時間行動・岩場・鎖場あり。経験と装備が必要

アクセス方法の凡例

記号 意味
🚃 電車+バスのみでアクセス可能
🚗 マイカー推奨(公共交通でも行けるが不便)
🚃🚗 電車+バスでも可能、マイカーでも便利

関東から日帰りできる百名山 一覧

難易度・エリア・アクセス方法で絞り込めます。

関東百名山リストを読み込み中...

注意事項

草津白根山(本白根山)について

草津白根山は、火山活動の状況によって入山規制がかかることがあります。登山前に必ず気象庁の火山情報と群馬県・草津町の規制情報を確認してください。

浅間山について

浅間山の山頂(釜山)は活火山のため立入禁止です。一般的な日帰りルートは前掛山(2,524m)までとなります。火山活動の状況によって規制範囲が変わるので、登山前に必ず気象庁の情報を確認してください。

燧ヶ岳・至仏山(尾瀬エリア)について

尾瀬へはマイカー規制があり、シャトルバスや乗合バスへの乗り換えが必要です。シーズンによってアクセス方法が変わるため、尾瀬保護財団の公式サイトで最新情報を確認してください。

初心者におすすめの関東百名山ベスト3

1位:筑波山(877m)★☆☆☆☆

百名山の中で最も標高が低い筑波山は、ロープウェイ・ケーブルカーを使えば山頂近くまで行けます。徒歩でも整備されたコースを2〜3時間で歩けます。つくばエクスプレスとシャトルバスで、公共交通だけで行ける数少ない百名山です。

2位:赤城山(1,828m)★☆☆☆☆

山頂部にカルデラ湖の大沼があり、観光施設も充実しています。最高峰の黒檜山へは大沼湖畔から往復3〜4時間で、気軽に登れる百名山として人気です。

3位:大菩薩嶺(2,057m)★★☆☆☆

上日川峠の登山口から往復3〜4時間の歩きやすいコースが人気です。稜線歩きで富士山の展望が楽しめます。JR中央線の甲斐大和駅から路線バスで行けます。

体力に自信がある方へ:日帰り難関ルート

谷川岳(1,977m)★★★☆☆

遭難者の多い山として知られる谷川岳ですが、一般的なルート(天神尾根)は体力があれば日帰りできます。ロープウェイを使えば登山口の標高を稼げます。稜線からの眺めは関東でも随一です。

雲取山(2,017m)★★★☆☆

東京都の最高峰で、都内唯一の2,000m峰です。鴨沢ルートなら奥多摩駅からバスで行け、日帰りの登山者も多い人気の百名山ですが、往復9〜10時間の長丁場です。早出が欠かせません。

燧ヶ岳(2,356m)★★★☆☆

尾瀬ヶ原と尾瀬沼を見下ろす東北最高峰です。日帰りなら御池登山口からの往復が候補ですが、関東からの移動を含めると非常に長い一日になります。山小屋泊も検討したい山です。

夏のおすすめ:涼しく歩ける日帰り百名山10選

五色沼の向こうにそびえる日光白根山
関東最高峰の日光白根山。ロープウェイを使えば標高約2,000mから歩き始められます。写真:Gmoz, Wikimedia Commons(CC BY-SA 2.0、トリミング・サイズ変更)

7月下旬から8月は、高山植物が咲き、標高2,000m前後の山が歩きやすくなる季節です。関東から行く夏の百名山は、次の条件で選ぶと快適に歩けます。

  • 標高2,000m前後で平地より涼しい
  • ロープウェイ、リフト、バスで高い所から歩き始められる
  • 高山植物、湿原、火山湖、岩稜など夏山らしい景色がある
  • 早朝に出発すれば日帰りが成立する

下の表では、夏に魅力が増す10座を、エリア・交通手段・ロープウェイの有無・ファミリー向きかどうかで絞り込み、標高や難易度で並び替えられます。上の22座の一覧にはない長野県の霧ヶ峰も、夏の日帰り候補として加えています。

夏休みの関東日帰り百名山リストを読み込み中...

初めての夏の百名山:那須岳・霧ヶ峰・赤城山

那須岳はロープウェイで標高1,684mまで上がれ、茶臼岳の往復なら夏山入門の計画を立てやすい山です。風を遮るものが少ないので、強風の日は無理をしないでください。

霧ヶ峰(車山)は高原の爽快な景色が魅力です。リフトを使えば歩く距離を調整でき、家族旅行とも組み合わせやすい山です。

赤城山は大沼を起点に最高峰の黒檜山を目指せます。標高がやや低めなので、真夏は午前の涼しい時間帯に歩くのがおすすめです。

涼しさと絶景重視:日光白根山・至仏山・谷川岳

日光白根山は関東最高峰です。丸沼高原ロープウェイを使うと標高約2,000mから歩き始められ、五色沼と火山らしい山容を楽しめます。

至仏山は、尾瀬ヶ原を見下ろす展望と高山植物が魅力です。鳩待峠へはマイカーで入れないので、尾瀬戸倉から乗合バスか乗合タクシーを使います。残雪期は植生保護のため例年6月下旬ごろまで登山が禁止され(2026年は6月20日に開山)、山頂から山ノ鼻側への東面登山道は下りに使えません。公式のルールに合わせて計画してください。

谷川岳はロープウェイを使う天神尾根が日帰りの定番です。岩場や急登があり、天候も変わりやすいため、初心者だけの山行より経験者と一緒の登山に向いています。

しっかり歩きたい:男体山・武尊山

男体山は、中禅寺湖畔の二荒山神社中宮祠から登る急登の山です。登りと下りで同じ道を使うので道はわかりやすい一方、標高差が大きく体力が必要です。

武尊山は、森林と稜線の変化を楽しめる群馬の百名山です。ルートや季節によってリフトの運行条件が変わるので、必ず当日の運行情報を確認しましょう。

長時間行動の挑戦:燧ヶ岳・雲取山

燧ヶ岳は、夏でも日帰りなら非常に長い一日になります。余裕がなければ山小屋泊に切り替えてください。

雲取山は、標高の低い前半が真夏には暑くなります。日の出前後の出発と十分な水分が必要で、日帰りは健脚者向けです。一般的には山小屋泊のほうが余裕を持てます。

夏の日帰り百名山で必ず守りたい4つのこと

1. 午後の雷雨を避けるため早く出発する

夏の積乱雲は午後に発達しやすく、森林限界より上の稜線で雷に遭うと逃げ場がありません。午前中の登頂、遅くとも13〜14時ごろまでの下山を目安にし、山ごとのコースタイムから逆算してください。雷鳴が聞こえたら登頂にこだわらず、すぐに稜線から離れましょう。尾瀬保護財団も、夏は午後に霧や雷が発生しやすいため、午前9時までの入山を呼びかけています。

2. 水と塩分を多めに持つ

必要な水の量は、気温、体格、運動の強さで変わります。給水地点のないルートでは多めに持ち、汗を多くかく日は塩分も補給します。登山口の自動販売機や山小屋の営業をあてにせず、出発時点で必要な量を持ちましょう。

3. 防寒着とレインウェアを省かない

平地が真夏日でも、山頂は風と雨で急に寒くなります。上下セパレートのレインウェア、薄手のフリースや保温着、手袋を持っていきましょう。

4. 運行時刻と最終便を前日に確認する

ロープウェイや登山バスは、強風・雷・混雑で運休や遅延になることがあります。行きだけでなく、下山後の最終便と代わりの手段まで確認しておくと安心です。交通、登山道、ロープウェイの情報は変更されることがあるので、出発直前に各自治体・運行会社・登山施設の最新情報を確認してください。

まとめ

  • 関東から日帰りできる百名山は22座
  • 初心者には筑波山・赤城山・大菩薩嶺がおすすめ
  • 中級者には谷川岳・那須岳・男体山が充実した山行に
  • 上級者は雲取山・燧ヶ岳・両神山・皇海山で本格的な百名山体験を
  • 夏は那須岳・霧ヶ峰・赤城山で入門、日光白根山・至仏山・谷川岳で涼しさと絶景を
  • 火山規制・入山規制は事前に必ず確認すること

関東近郊には魅力的な百名山が集まっています。まずは難易度の低い山から始め、季節に合った山を選びながら、少しずつステップアップしていきましょう。天候・体力・交通の条件がそろわないときは、日帰りにこだわらず山小屋泊や別の山に切り替えるのが安全に楽しむコツです。


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最終更新: 2026年10月13日 07:04

執筆・確認

山日記編集部

実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。

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