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ココヘリとは?3つのプランの料金・発信機の仕組み・山岳保険との違い【2026年版・紹介コードあり】

写真:Weekender73, Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

ココヘリとは?3つのプランの料金・発信機の仕組み・山岳保険との違い【2026年版・紹介コードあり】

登山中の遭難に備える会員制の捜索サービス「ココヘリ」を解説。ベーシック6,600円・GPS+13,200円・SUMMIT18,700円(入会金3,300円)の違い、発信機で居場所を見つける仕組み、2026年に始まった衛星SOS通報、山岳保険との使い分けを公式情報でまとめました。入会金が0円になる紹介コードも載せています。

目次

  1. ココヘリとは
  2. なぜ「見つけてもらう」備えが必要なのか
  3. 発信機で居場所を見つける仕組み
  4. 1. 発信機を身につけて山へ
  5. 2. 家族・友人が捜索窓口へ連絡
  6. 3. 発信機の電波で位置を特定
  7. 3つのプランと料金
  8. すべての会員に付くもの
  9. SUMMITプランだけに付く補償
  10. 2026年に始まった新しい仕組み
  11. 圏外から本人が通報できる「ココヘリSOSダイレクト」
  12. 山でも海でも使える「ココヘリ フリーパス」
  13. スマホアプリ「LIFE BEACON」
  14. 山岳保険とのちがい
  15. 登山計画と組み合わせて使う
  16. こんな人に向いています
  17. 入会の流れ
  18. 入会金が0円になる紹介コード
  19. まとめ
  20. 参考リンク
  21. 関連記事

ココヘリとは

ココヘリは、登山中に遭難したとき、会員が身につけている専用の発信機の電波をヘリコプターやドローンで受信して、居場所を見つける会員制の捜索サービスです。運営はAUTHENTIC JAPAN株式会社(福岡市)で、公式サイトでは「17万人が選ぶ遭難対策」と案内されています。

先に、ポイントを3つにまとめます。

  1. ココヘリは「見つける」ためのサービスです。治療費を補償する山岳保険とは役割がちがいます
  2. プランは3つ。ベーシック(年会費6,600円)、GPS+(13,200円)、SUMMIT(18,700円)で、別に入会金3,300円がかかります
  3. 発信機は携帯電話の電波に頼らないので、スマホが圏外の山でも捜索に使えます

なぜ「見つけてもらう」備えが必要なのか

ココヘリの公式サイトでは、警察庁の統計として、令和6年に年間約3,400人が山で遭難し、そのうち約300人が亡くなったか行方不明になったと紹介しています。

霧に包まれたスギの森と、倒木が重なる斜面
霧の森では、少し道を外れただけで姿が見えなくなります(雲取山)。写真:WorldContributor, Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

山で動けなくなったとき、いちばん時間がかかるのは「どこにいるのか」を探すことです。

  • 樹林帯や霧の中では、近くにいても上空や登山道から見つけにくい
  • けがや低体温で意識がなければ、声で返事ができない
  • 見通しのよい尾根や山頂以外では、スマホが圏外になることが多い

公式サイトのよくある質問では、警察・消防の捜索は3日〜1週間で見つからない場合に打ち切られる可能性があり、その後は家族などの依頼で民間の捜索隊が有料で探すことが多いと説明されています。

発信機で居場所を見つける仕組み

出発前の準備から、家族や本人の通報、発信機の電波による位置の特定、救助組織への引き継ぎまでの流れと、ココヘリと山岳保険の役割のちがい
もしものときの流れと、ココヘリ・山岳保険の役割。作成:山日記(出典:ココヘリ公式サイト、KDDI)

1. 発信機を身につけて山へ

入会すると、会員証をかねた発信機が貸し出されます。決済の確認後、3営業日以内に発送され、サービスは発信機が手元に届いてから使えます。

実際に届いた発信機は、小さな会員証のようなサイズでした。

ココヘリの発信機を専用ケースに入れた状態
ケースに入れたココヘリの発信機。写真:山日記

発信機だけでなく、持ち歩くための専用ケースも入っていました。ケースには通しひもが付いていて、ザックのショルダーストラップなどに取り付けやすくなっています。

ココヘリの発信機本体と付属のケースを並べた状態
発信機と付属のケース。薄い発信機をケースにはめ込んで持ち歩きます。写真:山日記

公式のオンラインマニュアルでは、発信機を体の下敷きにならない場所(ザックの雨蓋やショルダーストラップの上面など)に付けるよう案内しています。体が覆いかぶさると電波が弱まるためです。

2. 家族・友人が捜索窓口へ連絡

下山予定の時刻を過ぎても連絡がないときは、家族や友人が「ココヘリ捜索要請 電話窓口」に連絡します。窓口は24時間365日受け付けています。だからこそ、出発前に登山計画と下山予定を家族・友人に伝えておくことが欠かせません。

3. 発信機の電波で位置を特定

提携の民間ヘリ・ドローン・地上部隊が発信機の電波を受信して居場所を絞り込み、警察・消防などの救助組織へ引き継ぎます。会員の捜索救助活動は最大550万円相当まで行われます。公式サイトでは、41都道府県の警察・消防がココヘリの受信機を導入・運用していること(2026年8月時点)、年間の対応数231件(2024年12月〜2025年11月)、発見率100%(直近3年間の出動実績)が示されています。

なお、ヘリコプターによる捜索は、沖縄・島しょ部では行われません(公式のよくある質問)。

3つのプランと料金

料金はいずれも税込です。初年度は、入会金と年会費を合わせた金額になります(ベーシックなら9,900円)。契約は1年ごとの自動更新で、ほかに発信機の送料550円がかかります。

ベーシック GPS+ SUMMIT
年会費 6,600円 13,200円 18,700円
入会金 3,300円 3,300円 3,300円
最大550万円相当の捜索救助活動 ○ ○ ○
発信機のGPS なし あり あり
死亡・入院・通院補償 なし なし あり
発信機の重さ 約20g 約45g 約45g
発信機の防水 生活防水 IP68(水深10m・完全防塵) IP68(水深10m・完全防塵)
充電1回の動作時間 約2か月 GPS送信は約2週間、探索用電波は約2か月 GPS送信は約2週間、探索用電波は約2か月

GPS+とSUMMITの発信機(TG01)は、ソニーの通信規格「ELTRES」を使ってGPSの位置情報を送れるので、スマホがなくても家族と足あとを共有できます。

すべての会員に付くもの

  • 個人賠償責任制度:最大1億円。登山計画を提出した登山活動中に、他人にけがをさせたり物を壊したりしたときの賠償が対象です
  • アウトドア用品補償:アウトドア活動中の登山用品の破損・盗難を最大3万円まで(自己負担額5,000円)

SUMMITプランだけに付く補償

死亡補償が最大50万円、手術補償が入院中1万円(入院外5,000円)、入院補償が1日1,000円、通院補償が1日500円です。

2026年に始まった新しい仕組み

圏外から本人が通報できる「ココヘリSOSダイレクト」

2026年4月から、KDDIの「au Starlink Direct」を使って、携帯の圏外でも空が見えれば、スマホからSMSでココヘリの捜索窓口に直接通報できるようになりました。これまでは家族や友人の通報を待つしかなかった場面でも、本人から助けを求められます。au Starlink Directは、他社の回線を契約している人も申し込めます(KDDI)。

山でも海でも使える「ココヘリ フリーパス」

2026年4月から、GPS+・SUMMITプランの会員と「ココヘリマリン」の会員は、どちらか1つの契約で山と海の両方のサービスを使えるようになりました。SUPやカヤックもする人には便利です。

スマホアプリ「LIFE BEACON」

発信機は、スマホアプリ「LIFE BEACON」と組み合わせて使うこともできます(対応する発信機のみ)。

  • Bluetoothの電波の強さをたよりに、置き忘れた発信機をスマホで探せる
  • スマホの位置情報を約10分ごとに記録する「GPS履歴」。万一の捜索のときに参照されます
  • 家族のスマホと位置情報を共有できる

ただし、GPS履歴と位置の共有はスマホが圏外だと動きません。公式マニュアルも、山用のGPSアプリとして使うことはすすめていません。山の地図と現在地の確認は、ヤマレコなどの登山アプリを別に使いましょう。

山岳保険とのちがい

公式サイトは「ココヘリは山岳保険ではありません」と明記しています。ココヘリは遭難者を見つけるしくみ、山岳保険はかかった費用をお金で補償するしくみです。

ココヘリ 山岳保険
役割 居場所を見つけ、捜索・救助活動を手配する 救援者費用や治療費などを補償する
捜索の費用 最大550万円相当までの活動を会員サービスとして実施(立て替え不要) 契約内容に応じて、かかった費用を後から補償
けがの治療費 補償なし(SUMMITは死亡・入通院補償あり) 契約内容による

公式のよくある質問によると、民間の捜索ヘリはおよそ1時間50万円、地上の捜索隊は1人1日3万〜5万円が目安で、捜索が長引くと数百万円単位の費用になります。見つけてもらう備え(ココヘリ)と、お金の備え(山岳保険)は、組み合わせるのが安心です。手軽な山岳保険の例は、楽天超かんたん保険のアウトドアプランで紹介しています。

公的な救助は、警察・消防が行います。遭難したとき、または家族の下山連絡が途絶えたときは、110番・119番への通報もためらわないでください。

登山計画と組み合わせて使う

駅の構内に置かれた登山届提出所と、遭難事故への注意を呼びかける掲示
JR奥多摩駅の登山届提出所。写真:Kentaro Ohno, Wikimedia Commons(CC0)

ココヘリの公式マニュアルでも、最初にすることとして「登山届(登山計画書)の提出・共有」が挙げられています。発信機を持っていても、どの山に、いつ入ったのかが伝わっていなければ、捜索を始めるきっかけがありません。

  • 登山届を出し、同じ内容を家族・友人にも送る
  • 「何時までに連絡がなければ通報してほしい」と決めておく
  • 発信機は出発前に充電し、電源が入っているか確かめる
  • 日帰りでもヘッドランプと予備の電池、モバイルバッテリーを持つ

日帰りの持ち物は登山の持ち物チェックリストにまとめています。

こんな人に向いています

  • 一人で山に行くことが多い人
  • 人の少ない山や、季節外れの山を歩く人
  • 家族に心配をかけたくない人
  • テント泊や縦走で、何日も山に入る人
  • SUPやカヤックなど、海のアクティビティもする人(GPS+・SUMMITのフリーパス)

入会の流れ

  1. 公式サイト、または紹介用の申し込みフォームから申し込む
  2. 会員情報と緊急連絡先を登録し、決済する
  3. 発信機が届いたら、マイページの設定と充電をする
  4. 山では電源を入れ、体の下敷きにならない位置に付ける
  5. もしものときは、家族・友人(または本人)が捜索窓口へ連絡する

入会金が0円になる紹介コード

ココヘリには友人紹介制度(Safe for Friend)があり、紹介コードを使って入会すると入会金3,300円が0円になります。紹介用フォームでベーシックプランを申し込む場合の支払いは、年会費6,600円と送料550円の合計7,150円です。

なお、この紹介コードで入会した人がいると、紹介した側(山日記の運営者)の翌年度の年会費が無料になります。

入会金が無料になる紹介コード
212504
申し込みフォームの「紹介コード」欄に入力してください
紹介コードで入会する(入会金0円)

紹介コード:212504 申し込みフォーム:https://hitococo.com/form/cocoheli_syoukai/

登山用品と一緒に入会するセットや、福岡市のふるさと納税を使って年会費を払う方法もあります。くわしくは公式のお得な入会方法をご覧ください。

まとめ

  • ココヘリは、発信機の電波で遭難者の居場所を見つける会員制の捜索サービス。スマホが圏外でも捜索できる
  • プランはベーシック6,600円・GPS+13,200円・SUMMIT18,700円(入会金3,300円は別)
  • すべての会員に、最大550万円相当の捜索救助活動、最大1億円の個人賠償、最大3万円のアウトドア用品補償が付く
  • 2026年4月から、圏外から衛星SMSで通報できる「ココヘリSOSダイレクト」と、山と海で使える「フリーパス」(GPS+・SUMMIT)が始まった
  • 治療費は補償されないので、山岳保険と組み合わせるのが安心
  • 発信機があっても、登山計画を家族と共有しておくことが前提

参考リンク

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最終更新: 2026年10月13日 07:04

執筆・確認

山日記編集部

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