
写真:Ans, Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)
燧ヶ岳 登山ガイド|御池往復ルート(尾瀬保護財団の難易度3)、御池駐車場とシャトルバスの2026年運行(10月25日まで)【2026年版】
燧ヶ岳(柴安嵓2,356m)の御池往復ルートを尾瀬保護財団の公式解説で整理。2026年の御池駐車場(4/25〜11/1・1,000円/24時間)、御池〜沼山峠シャトルバス(10/25最終、26〜31日は運休)、10月の降雪への備えをまとめました。
目次
この記事は2026年10月24日時点で、尾瀬保護財団・尾瀬ひのえまた山旅・福島交通の公式情報をもとに更新しています。2026年の尾瀬(福島県側)のバスは10月25日で最終日となります。
はじめに
燧ヶ岳は、尾瀬国立公園にある標高2,356m(柴安嵓)の日本百名山で、東北地方の最高峰です。尾瀬保護財団のルート紹介では、福島県側の御池から登るコースは難易度3で、「距離が長く傾斜もかなり急なところがある健脚向き」とされています。
この記事では、日帰りで歩きやすい御池ルートを中心に、2026年10月時点の運行・駐車場の情報と注意点を整理します。

御池往復ルートの特徴(公式の案内)
尾瀬保護財団の「御池〜燧ケ岳」の解説をまとめると、次のとおりです。
- 一部に木道や階段が整備されているが、ぬかるみも多く、足まわりを整えて入山する
- 御池からの道のりはすぐに岩の多い急な道となり、しばらく急登の連続
- 燧ヶ岳の北斜面を登り、広沢田代、熊沢田代の2つの湿原を通る。熊沢田代から見る俎嵓(まないたぐら)は尾瀬でも一級品の景観
- 熊沢田代より上は、ザレ場のトラバースや、沢筋の歩きづらいゴーロ状の急登がある
- 俎嵓の山頂には燧ヶ岳大権現の祠があり、尾瀬全域を一望できる
主峰の柴安嵓(2,356m)へは、俎嵓から鞍部へ下って登り返します。
コースタイム・距離の目安(公式以外)
尾瀬保護財団のページには距離・時間の記載がありません。山と溪谷オンラインでは御池発着で歩行約6時間・約9.3km・累積標高差約1,050mとされ、登山口ナビでは標準コースタイムが登り3時間45分、下り2時間40分とされています(いずれも休憩を除く目安。公式の値ではありません)。

出典:尾瀬保護財団 御池〜燧ケ岳、山と溪谷オンライン、登山口ナビ
2026年10月のアクセス情報

御池駐車場
- 営業期間:4月25日〜11月1日(尾瀬ひのえまた山旅の2026年情報。尾瀬保護財団は4月29日開始予定と案内しており、日付に差があります)
- 収容台数:400台(尾瀬保護財団 アクセス)。24時間営業
- 料金:1時間以内無料、以降24時間ごとに1,000円(高さ2.4m以内)。2,000円札・5,000円札・10,000円札は使えないため、1,000円札を用意
- 御池ロッジに売店「山の駅 御池」があります
御池〜沼山峠シャトルバス(尾瀬沼側へ行く場合)
- 2026年の最終運行日は10月25日(日)。沼山峠発の最終便は17:10
- 10月26日〜31日は工事による通行止めのため、シャトルバスは運休。路線バスは御池までの運行になります
- 11月以降は路線バスの運行区間が変わり、会津田島駅〜檜枝岐間になります
- 運賃は御池〜沼山峠が片道大人900円(2026年改定)。10月25日より前に降雪があった場合は運行中止になることがあります
出典:尾瀬ひのえまた山旅 シャトルバス最終日、尾瀬ひのえまた山旅 尾瀬シャトルバスの運行案内(運賃)、会津バス 2026年尾瀬シャトルバスの運行について、福島交通
御池往復で登る場合、バスは使いません。長英新道(尾瀬沼側)を組み合わせる場合は、10月25日の最終便より前に計画してください。
2026年の山開きと季節
尾瀬保護財団によると、2026年の燧ヶ岳夏山開きは7月5日で、山開き前でも道路の冬季閉鎖が解除されていれば入山は可能です。燧ヶ岳の春は残雪の影響が大きいとされています。10月は降雪・積雪・凍結が起こりうる時期です。当日の登山道情報と装備を確認し、降雪があれば計画を見直してください。

服装と持ち物
- 登山仕様の装備。尾瀬保護財団は見晴新道について、滑りやすい急斜面があり、底の固い登山靴を使うよう案内しています。ぬかるみ・ガレ場・濡れた岩があるため、登山靴が前提です
- レインウェア上下、フリース・薄手の保温着、帽子、手袋(10月は防寒必須)
- 飲料水を十分に(尾瀬保護財団の2025年の案内では、燧ヶ岳の各登山道に水場はない)
- ヘッドランプ、地図アプリ、モバイルバッテリー、熊鈴
詳しい重ね着は登山の服装(レイヤリング)完全ガイドも参照してください。
注意点
- 急登とぬかるみが続くため、日帰りでも長時間の行動になる。折り返し時刻を先に決める
- 見晴新道は急で滑りやすく、特に下りに注意(尾瀬保護財団)
- 10月は降雪・積雪・凍結で状況が変わる。バスの運休・駐車場の営業終了(11月1日)も確認する
- 熊沢田代より上は風が強いことがある。天候が悪化したら引き返す
まとめ
- 御池ルートは尾瀬保護財団の難易度3(健脚向き)。急登・ぬかるみ・ガレ場が続く
- 2026年は御池駐車場が11月1日まで、シャトルバスは10月25日まで(10/26〜31は運休)
- 距離・コースタイムは公式で確認できず、第三者情報では歩行約6時間・約9.3km
- 登山届の扱い、トイレの設備、避難小屋・山小屋の情報は公式で確認できていない
出発前に見ておきたい公式情報
関連記事
- 関東から日帰りできる百名山まとめ【全22座・難易度・アクセス付き】
- 谷川岳 登山ガイド
- 大菩薩嶺 登山ガイド|日帰りで歩ける稜線と富士山の展望【初心者〜中級者向け】
- 登山の服装(レイヤリング)完全ガイド
- 登山の持ち物チェックリスト【日帰り/テント泊 完全版】初心者向けに必需品を解説
- 登山靴の選び方完全ガイド|種類・用途別おすすめ10選【初心者〜上級者】
写真・図の出典:Wikimedia Commons(各キャプション参照)、図は山日記が作成。
最終更新: 2026年10月24日 22:30
執筆・確認
山日記編集部
実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。