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間ノ岳 登山ガイド|広河原から北岳・北岳山荘を経て登るルートと白根三山縦走(農鳥岳・奈良田)、参考タイムと注意点【2026年】

写真:Σ64, Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)/八本歯のコル付近から見た間ノ岳

·⛰ 間ノ岳 (3,190m)·山梨県・静岡県·難易度: 上級·⏱ 広河原→北岳→北岳山荘→間ノ岳 片道約9時間20分(南アルプスNETの参考タイム合算)

間ノ岳 登山ガイド|広河原から北岳・北岳山荘を経て登るルートと白根三山縦走(農鳥岳・奈良田)、参考タイムと注意点【2026年】

間ノ岳(3,190m)の登山ガイド。広河原から白根御池・北岳・北岳山荘を経て登るコースと、農鳥岳・大門沢(奈良田)へ抜ける白根三山縦走の参考タイム(南アルプスNET)、山梨県グレーディング(体力度6・難易度C)、登山バス・マイカー規制を公式情報をもとにまとめました。

目次

  1. まず結論:間ノ岳はこんな山
  2. コースと参考タイム(南アルプスNET)
  3. 1. 広河原 → 北岳 → 北岳山荘 → 間ノ岳(往復または縦走前半)
  4. 2. 間ノ岳 → 農鳥小屋 → 西農鳥岳 → 農鳥岳 → 大門沢 → 奈良田(白根三山縦走後半)
  5. アクセスとマイカー規制
  6. 見どころと注意点
  7. 参考リンク

間ノ岳(あいのだけ)は、山梨県南アルプス市・早川町と静岡県静岡市の境にある標高3,190mの山です。山梨県と南アルプスNETは、奥穂高岳と並ぶ日本第3位の高峰であり、北岳・農鳥岳とあわせて白根三山(白峰三山)の中央に位置すると紹介しています。山頂は野呂川(富士川水系)と大井川の分水嶺で、南アルプス主脈縦走路(三峰岳・塩見岳方面)と白根三山縦走路(農鳥岳方面)が分岐します(山梨県・南アルプスNET)。

まず結論:間ノ岳はこんな山

項目 内容
標高 3,190m(日本第3位の高峰)
所在地 山梨県南アルプス市・早川町、静岡県静岡市
主な登山口 広河原(北岳経由)、奈良田(農鳥岳・大門沢経由)
山梨県グレーディング 広河原<草すべり>:体力度6・難易度C
主な山小屋 白根御池小屋、北岳肩ノ小屋、北岳山荘、農鳥小屋、大門沢小屋
登山バス 2026年は6月26日〜11月3日運行(甲府・芦安〜広河原、奈良田〜広河原)
注意点 3,000m稜線は強風・落雷・吹雪による遭難多発地点、広い山頂と農鳥小屋への二重山稜は霧の日に道迷いしやすい

出典:山梨県「山梨百名山ピッチマップ(南アルプス山系)」、南アルプスNET(南アルプス市芦安山岳館)、南アルプス市観光協会

コースと参考タイム(南アルプスNET)

1. 広河原 → 北岳 → 北岳山荘 → 間ノ岳(往復または縦走前半)

広河原から白根御池・草すべりで北岳に登り、標高3,000m級の稜線を南下して間ノ岳へ向かうコースです。

  1. 広河原 → 北岳山頂:白根御池小屋(広河原から登り約3時間)、草すべり、小太郎尾根、北岳肩ノ小屋を経て北岳山頂へ(合計登り約6時間50分/下り約4時間)。※2026年度も大樺沢の白根御池小屋分岐〜二俣間は通行止めのため、白根御池コースを利用します(南アルプス市観光協会)。
  2. 北岳山頂 → 北岳山荘:北岳山頂から南の岩稜を下り、鉄柵と鎖の急坂を経て八本歯のコル分岐を通過します。岩稜の西側斜面は風が強く、つまずきや転倒に注意が必要です。稜線から一段低い東側に北岳山荘(キャンプ指定地・ネット予約制)があります。
  3. 北岳山荘 → 中白峰 → 間ノ岳山頂:ハイマツ帯から緩やかな登りで中白峰へ。いったん南に下り、稜線の西側を登り返すと広い間ノ岳山頂(3,190m)に着きます。
区間(南アルプスNET) 行き(北→南) 帰り(南→北)
広河原〜白根御池〜北岳山頂 約6時間50分 約4時間
北岳山頂〜北岳山荘 約50分 約1時間15分
北岳山荘〜間ノ岳山頂 約1時間40分 約1時間20分

2. 間ノ岳 → 農鳥小屋 → 西農鳥岳 → 農鳥岳 → 大門沢 → 奈良田(白根三山縦走後半)

間ノ岳から南東へ分かれ、農鳥岳を経て早川町の奈良田へ下るコースです。

  1. 間ノ岳山頂 → 農鳥小屋:山頂から東へ一段下がった平坦地を南東へ進み、ジグザグの道で農鳥小屋へ。この区間は二重山稜で地形が複雑なため、窪地に入ると周囲が見えなくなり迷いやすい箇所です。赤ペンキの目印を丹念にたどるよう案内されています。
  2. 農鳥小屋 → 西農鳥岳 → 農鳥岳:岩礫の急登で西農鳥岳へ登り、岩稜の右側に付けられた登下降の多い道を農鳥岳(3,051m、山梨県ピッチマップ表記)へ進みます。
  3. 農鳥岳 → 大門沢下降点 → 大門沢小屋 → 奈良田:二重山稜のお花畑を南へ下り、鐘の付いた鉄塔が立つ大門沢下降点から標高差約1,000mの樹林帯の急坂を大門沢小屋へ下ります。さらに渡渉と吊り橋を経て奈良田第一発電所、奈良田バス停へ至ります。
区間(南アルプスNET) 下り(間ノ岳→奈良田) 登り(奈良田→間ノ岳)
間ノ岳山頂〜農鳥小屋 約1時間 約1時間30分
農鳥小屋〜西農鳥岳 約50分 約30分
西農鳥岳〜農鳥岳山頂 約40分 約40分
農鳥岳山頂〜大門沢下降点 約30分 約50分
大門沢下降点〜大門沢小屋 約3時間 約5時間
大門沢小屋〜奈良田第一発電所 約3時間 約4時間
奈良田第一発電所〜奈良田バス停 舗装県道を徒歩約40分 徒歩約40分

出典:南アルプスNET「広河原―白根御池―草すべりコース」「北岳―北岳山荘―間ノ岳縦走コース」「間ノ岳―農鳥小屋―農鳥岳縦走コース」「農鳥岳登山道・大門沢コース」

アクセスとマイカー規制

  • 登山バス:甲府駅・竜王・市営芦安駐車場〜広河原線、および奈良田〜広河原線が2026年6月26日〜11月3日に運行します(南アルプス市観光協会・山梨交通)。白根三山縦走で奈良田へ下山した場合も、奈良田〜広河原線や身延方面のバスに接続できます。
  • マイカー規制と冬季閉鎖:夜叉神ゲート〜広河原間、開運ゲート(奈良田側)〜広河原間は6月26日〜11月3日がマイカー規制期間(バス・タクシーのみ通行可、5時30分〜18時)で、11月4日から次年度の規制開始前日までは歩行もできない冬季閉鎖となります(山梨県・南アルプス市観光協会)。

見どころと注意点

  • 氷河地形と高山植物:東面には氷河地形の細沢カールがあり、7月中旬にはシナノキンバイの大群落で埋まります。中白峰からの道にはハクサンイチゲ、シオガマ、ミネウスユキソウ、トウヤクリンドウなどが見られます(南アルプスNET)。
  • 稜線の気象と道迷い:北岳〜間ノ岳〜農鳥小屋の3,000m稜線は遮るものがなく、強風・落雷・吹雪による遭難が過去に繰り返されてきた多発地点です。特に間ノ岳の広い山頂部と、農鳥小屋へ下る二重山稜、大門沢下降点は霧の時に方向を失いやすいため注意が必要です(南アルプスNET)。
  • 市営山小屋の予約:北岳山荘・白根御池小屋・広河原山荘などはネット予約システムによる予約制です(南アルプス市観光協会)。

参考リンク

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執筆・確認

山日記編集部

実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。

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