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谷川岳 登山ガイド|天神尾根・西黒尾根、ロープウェイ(谷川岳ヨッホ)の料金と営業期間、登山届・登山カードの違い【2026年版】

写真:Raita Futo, Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

·⛰ 谷川岳 (1,977m)·群馬県·難易度: 中級·⏱ 天神尾根・西黒尾根とも公式コースタイムの掲載なし

谷川岳 登山ガイド|天神尾根・西黒尾根、ロープウェイ(谷川岳ヨッホ)の料金と営業期間、登山届・登山カードの違い【2026年版】

谷川岳の天神尾根・西黒尾根を、群馬県の公式情報で整理。ロープウェイ(谷川岳ヨッホ)は往復3,000円・2026年11月15日まで営業予定、紅葉期の駐車場料金、登山カードと危険地区の登山届の違い、10月の混雑・滑りやすさの注意点をまとめました。

目次

  1. はじめに
  2. 谷川岳の基本情報
  3. 登山届と登山カード(重要)
  4. ロープウェイ(谷川岳ヨッホ)の営業時間と料金
  5. 天神平から先:リフトは必要?
  6. コースの特徴
  7. 天神尾根(一般的な登山ルート)
  8. 西黒尾根
  9. 旧道(芝倉沢・武能沢)
  10. 一ノ倉沢
  11. アクセス
  12. 電車・バス
  13. 車
  14. 服装と持ち物
  15. 避難小屋の状況(2026年10月10日時点・群馬県)
  16. 注意点
  17. まとめ
  18. 関連記事

この記事は2026年10月10日時点で、谷川岳ヨッホ(谷川岳ロープウェイ)公式サイトと群馬県の「今日の谷川岳」「谷川岳登山指導センター」をもとに更新しています。ロープウェイの営業期間は2026年11月15日まで(予定)で、10月は紅葉の混雑が予想されます。最新の情報を確認してから出かけてください。

はじめに

谷川岳は、群馬県と新潟県の県境にある標高1,977m(オキノ耳)の日本百名山です。トマノ耳(1,963m)とオキノ耳の双耳峰が特徴です。

ロープウェイ(現在の公式名称は「谷川岳ヨッホ」)で標高1,319mの天神平まで上がれば、天神尾根から山頂を目指せます。ただし、群馬県の登山指導センターは、一般登山道でも「ロープウェイを利用した中高年登山者が多くなっていて、一ノ倉岳など岩場地帯での滑落事故のほか、一般登山道での転倒事故なども多くなっている」と注意しています。

この記事では、公式情報で確認できたロープウェイの料金・営業時間、駐車場、登山届と登山カードの違い、グレーディング、2026年10月時点の注意点を整理します。

雲がかかる谷川岳の稜線と緑の山肌
谷川岳の稜線。写真:Raita Futo, Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

谷川岳の基本情報

項目 内容
標高 1,977m(オキノ耳)/1,963m(トマノ耳)
所在地 群馬県利根郡みなかみ町(群馬・新潟県境)
一般コースのグレーディング 天神尾根:体力度2・難易度B。西黒尾根:体力度3・難易度C。厳剛新道:体力度3・難易度C
登山口 谷川岳ベースプラザ(土合口)/ロープウェイ天神平駅
登山指導センター ロープウェイ入口から谷川岳方面へ50m。開所は2月18日〜11月30日、5:00〜20:00

グレーディングは群馬県「山のグレーディング」(平成28年作成の一覧)の位置付けによるもので、無雪期・天候良好時の目安です。コースタイムは、この記事では公式情報で確認できていません。

出典:群馬県 谷川岳登山指導センター、群馬県 山のグレーディング(一覧)

登山届と登山カード(重要)

谷川岳は「群馬県谷川岳遭難防止条例」があり、どこに入るかで必要な手続きが違います。

谷川岳の登山届と登山カードの区別と、危険地区・冬山の期間・登山禁止期間の説明図
登山届と登山カードの区別。作成:山日記(出典:群馬県谷川岳登山指導センター、群馬県「今日の谷川岳」)
  • 天神尾根・西黒尾根などの一般コースは、危険地区(ロッククライミングルート)ではないため、10日前までの登山届は不要です。当日に登山カードを記入するか、自分で準備した計画書、群馬県警のホームページ、コンパスやYAMAPなどで提出します
  • 危険地区(マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢、南面の岩場)に3月1日〜11月30日に入る場合は、登山届(または登山計画書)の提出が義務です。2通を登山日の10日前までに登山指導センターへ。コンパス(オンライン)からも提出できます。条例違反は処罰されます
  • 毎年3月末〜4月末は雪崩の恐れがあり、危険地区の登山が禁止されます

出典:群馬県 谷川岳登山指導センター、今日の谷川岳

ロープウェイ(谷川岳ヨッホ)の営業時間と料金

谷川岳ヨッホ公式サイト(2026年10月10日時点)の掲載内容です。

項目 内容
営業期間 2026年4月18日〜11月15日(予定)。メンテナンス・気象でリフトが使えない場合あり
営業時間 平日 8:00〜17:00、土日祝 7:00〜17:00。ロープウェイ上り最終 16:30
所要時間 片道約15分(最速7分)、約3分間隔
ロープウェイ(単体)往復 大人3,000円、小学生1,500円
ロープウェイ(単体)片道 大人1,800円、小学生900円
ロープウェイ+リフトのセット券(往復) 大人3,600円、小学生2,000円
往復券の有効期間 販売日から4日間(山小屋に泊まって翌日戻る場合も利用可)

料金は2025年12月1日に改定されています。旧版に書いていた「片道1,500円」は古い情報でした。

下山時の乗り遅れに注意してください。公式FAQでは、観光目的でも片道券で歩いて帰ることは「下山コースが荒れているため推奨しない」とされています。

出典:谷川岳ヨッホ 公式サイト、同 FAQ

紅葉の中を進む谷川岳ロープウェイのゴンドラ
紅葉の中を進む谷川岳ロープウェイ。写真:Qurren, Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

天神平から先:リフトは必要?

ロープウェイを降りた先に、天神峠へ上がる観光用リフトがあります。公式FAQによると、リフトに乗っても登山の所要時間・疲労度は「ほぼ変わらない」とされています。リフト券は天神平駅で購入でき、現金払いのみです。天神峠から天神平駅までは歩いて約20分で、急斜面・滑りやすい箇所があるためトレッキングシューズなどが推奨されています。

コースの特徴

天神尾根(一般的な登山ルート)

ロープウェイで天神平に上がり、尾根を歩いて山頂を目指します。群馬県のグレーディングは体力度2・難易度Bです。群馬県の「今日の谷川岳」(2026年10月24日)では、次の注意が出ていました。

  • 雨の後や朝露で木道や岩が滑りやすくなる
  • 天神尾根でも最低1.5リットルの水分を持つ
  • 10月の紅葉時期は混雑し、特に鎖場で渋滞することがある。下山遅れのないように早めの入山を
  • 天候によっては山頂付近が0℃以下まで下がる。防寒具を忘れずに
  • 日照時間が短いので、ヘッドランプを必ず持つ

西黒尾根

グレーディングは体力度3・難易度Cです。群馬県の「今日の谷川岳」では、西黒尾根は下山に不向きのルートで、下山中の転倒・滑落事故が多く発生している、特に雨の日は岩場が非常に滑りやすくなる、と注意されています。

旧道(芝倉沢・武能沢)

群馬県の「今日の谷川岳」(2026年10月24日)によると、旧道の芝倉沢手前の沢地形(ロープ場)は擁壁の裏が抜けて崩れていて危険な状態で、その先の武能沢は登山道が崩落し、通行は非常に危険です。蓬峠や清水峠までは新道を利用するよう案内されています。

一ノ倉沢

一ノ倉沢の岩壁は谷川岳の代表的な景観です。群馬県によると、国道291号の谷川岳登山指導センター下〜一ノ倉沢は、通年で車両通行規制があります(自転車は除く)。この区間では、町の電気自動車が運行しており、運賃は無料ですがガイド料金(1人500円、中学生以下無料)がかかります。

雲に覆われた谷川岳一ノ倉沢の岩壁と残雪
一ノ倉沢。写真:Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

アクセス

電車・バス

  • JR上越線「土合駅」から谷川岳ヨッホまでは、徒歩約20分(1.5km)です。歩道が狭いので注意してください(公式FAQ)
  • バスは関越交通(電話0278-23-1111)の時刻表で確認してください。バス停はベースプラザ6F玄関前です
  • 土合駅の下りホームが地下にあることで知られますが、階段の段数や所要時間は、この記事では公式情報で確認できていません

車

  • 谷川岳ベースプラザ駐車場は約700台(公式FAQ)
  • 駐車料金は、グリーンシーズンは1〜5階が500円、6階が800円。9月19日〜11月3日は1〜5階が1,000円、6階が1,200円(公式サイト、2026年)
  • 車高2.1m未満は立体駐車場、2.1m以上・キャンピングカーは屋外駐車場。二輪は1台300円
  • 夜間は、繁忙期(お盆、9月下旬〜11月上旬)は閉鎖する場合があります
  • 12月〜3月は降雪の可能性があり、スタッドレスタイヤまたはチェーンが必須です
  • 精算は現金のみ

また、谷川岳インフォメーションセンター駐車場(1日200円)が別にあります(群馬県)。

出典:谷川岳ヨッホ アクセス

服装と持ち物

  • グリップ力のある登山靴(濡れた木道・岩が滑りやすい)
  • レインウェア上下、防寒着(群馬県によると、天候によっては山頂付近が0℃以下まで下がる)
  • ザック、飲料(最低1.5L)、行動食
  • ヘッドランプ、地図アプリ(オフライン地図)、モバイルバッテリー
  • クマ対策:谷川岳周辺はクマの生息域で、ヨッホ公式も登山・ハイキングの人にクマ鈴など音の鳴る物の携行を案内しています

避難小屋の状況(2026年10月10日時点・群馬県)

群馬県は、谷川岳周辺の避難小屋について次のように案内しています(天神尾根・西黒尾根ではなく縦走路周辺の小屋)。

  • 一ノ倉岳避難小屋は扉が壊れている
  • 大障子避難小屋は雨漏りするようだ
  • 清水峠の白崩避難小屋は扉が壊れており、応急処置はされているが強風で外れる可能性がある。馬蹄形縦走などで利用する場合は、テント持参が安心とされている

肩ノ小屋・熊穴沢避難小屋の営業や設備は、この記事では公式情報で確認できていません。

注意点

  1. 下山遅れに注意。ロープウェイの営業時間(17:00まで)を逆算して行動する
  2. 西黒尾根は登り向き。下りには使わない
  3. 危険地区(マチガ沢・一ノ倉沢・幽ノ沢・南面の岩場)には、登山届なしに入らない
  4. 10月の紅葉期は混雑する。鎖場で渋滞するため、早めの入山を
  5. 登山カードを提出する

まとめ

  • ロープウェイ(谷川岳ヨッホ)は2026年11月15日まで営業予定。往復3,000円(単体)、紅葉期の駐車場は1〜5階1,000円
  • 一般コース(天神尾根・西黒尾根)は登山カード、危険地区は10日前までの登山届が義務
  • 天神尾根は体力度2・難易度B、西黒尾根は体力度3・難易度C(グレーディング)
  • 避難小屋は一部が破損している。縦走ではテント持参も検討する
  • コースタイムや山小屋(肩ノ小屋)の情報は、公式で確認できていない

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写真・図の出典:Wikimedia Commons(各キャプション参照)、図は山日記が作成。

最終更新: 2026年10月24日 23:43

執筆・確認

山日記編集部

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